Eventイベント

応用統計シンポジウム

応用統計シンポジウム2023
参加申込はこちらから

主催:応用統計学会
共催:共立出版 株式会社
後援:一般財団法人 日本統計協会
   統計関連学会連合
   一般社団法人 日本品質管理学会
   東京理科大学データサイエンスセンター
日程:2023年11月15日(水)
場所:Zoomによるオンライン開催
申込:Peatix申込ページ

シンポジウムの概要
応用統計学会では今年度,応用統計シンポジウムを開催いたします.チュートリアル的な意味も含めて,応用統計学的手法の理論の丁寧な解説とその活用事例について提供し,会員・非会員の皆様の理解を深めることを趣旨としております.テーマは共立出版から出版されている統計学One Pointシリーズから厳選しました.今年は『推薦システム』と『カルマンフィルタ』について,各著者の先生による講演と実務家の先生による活用事例をご紹介いただきます.
本シンポジウムは,応用統計学会の学会員の方々はもちろん,他学会の皆様,一般の皆様からのご参加も歓迎しております.著者の先生の講義を直接聞くことができる貴重な機会となっておりますので,皆様の奮ってのご参加をお待ちしております.

プログラム
第1セクション『推薦システム』
9:30~10:50 廣瀬 英雄先生
「推薦システムの多彩な世界」
10:50~11:00 休憩
11:00~12:00 大羽 成征先生
「HR(Human Resources)領域の推薦システム」
12:00~12:20 まとめと総合質疑

第2セクション『カルマンフィルタ』
13:30~15:30 野村 俊一先生
「状態空間モデルを用いた時系列解析」
15:30~15:40 休憩
15:40~16:20 高須 佑哉先生
「状態空間モデルを用いた死亡率モデルの拡張」

講義内容と講師詳解
<第1セクション『推薦システム』>
廣瀬 英雄先生(中央大学研究開発機構 教授)
「推薦システムの多彩な世界」
概要:
推薦システムは顧客が欲しいと思うような商品を推薦するシステムである.取り扱う商品によって,過去の購買履歴に直接関わる情報だけでなく,顧客や商品の背景などの間接的な情報も用いられ,商品を推薦する方法は多岐にわたる.そこで,ここでは,まず中核となるアルゴリズムやそれを支える数理について紹介する.次に,推薦システムの評価について述べ,最後に推薦システムの多彩な世界を紹介する.
略歴:
1995-1998 広島市立大学情報科学部教授
1998-2016 九州工業大学情報工学部教授
2016-2020 広島工業大学環境学部教授
2020- 久留米大学バイオ統計センター客員教授
2020- 中央大学研究開発機構教授

大羽 成征先生(ミイダス株式会社 シニアリサーチャー)
「領域の推薦システム」
概要:
推薦システムは,HR(人事)領域においてもその重要性が高まっています.海外ではLinkedInが先駆けとなり,ユーザー間のネットワーク作りや求人広告の推薦に成功しています.転職支援情報サービス「ミイダス」では,求職者と求人を効果的にマッチングさせるため,機械学習を用いた求人ポジションのリスト表示順の改善に取り組んできました.本講演では,我々のこれまでの取り組みと,その理論的基盤について,とくに,実システム運用において重要な,モデル改善のための試行錯誤と性能評価方法に焦点を当ててお話します.
略歴:
2002年 奈良先端大 情報科学研究科博士後期課程修了 博士(工学).
これまでに奈良先端大助教、京都大学情報学研究科講師として機械学習・生命情報学・神経科学などの研究・教育に従事したのち,2020年 4月からミイダス株式会社 HR サイエンス研究所にシニアリサーチャーとして参画.推薦システムの研究・開発と人材アセスメントに関する統計解析を行っている.著書,ガウス過程と機械学習(講談社).

<第2セクション『カルマンフィルタ』>
野村 俊一先生(早稲田大学大学院会計研究科 准教授)
「状態空間モデルを用いた時系列解析」
概要:
状態空間モデルを用いた時系列解析をRのパッケージKFASによる実装法とともに解説する.状態空間モデルとは観測モデルと状態モデルの組からなる広範な時系列モデルの枠組みであり,多種多様な時系列データに対して適用できる.本講演では拙書「カルマンフィルタ ―Rを使った時系列予測と状態空間モデル―」2~3章に掲載している内容と分析例からトピックを絞って紹介する.
略歴:
2007年東京大学情報理工学系研究科修士課程修了,2012年総合研究大学院大学複合科学研究科統計科学専攻(博士後期課程)修了.2007年株式会社損害保険ジャパン入社,2013年東京工業大学情報理工学研究科助教,2016年同学院助教、2017年情報・システム研究機構統計数理研究所助教を経て,2021年より現職.日本アクチュアリー会正会員.

高須 佑哉先生(住友生命保険相互会社 主計部数理室)
「状態空間モデルを用いた死亡率モデルの拡張」
概要:
本講演では,従来の死亡率モデルを平均値とする時系列モデルを想定し,その時系列モデルが状態モデルである状態空間モデルを提案する.時系列モデルとして単純なAR(1)モデルを使用し,死亡率モデルとAR(1)モデルのパラメータを推定する方法を定式化した.提案手法と既存の手法との比較のため,実データへの当てはまりと将来の死亡率の予測を行う数値実験を行った結果,提案手法が既存の手法よりも優れていることが示された.
略歴:
2018年東京大学情報理工学系研究科修士課程修了.2018年住友生命保険相互会社入社,現在に至る.日本アクチュアリー会正会員,CERA(Chartered Enterprise Risk Actuary).

参加申し込み・費用
参加登録:特設サイトよりお申込みください.
参加費(1セクション分):
応用統計学会会員 3,000円
応用統計学会非会員 5,000円
学生(会員・非会員とも) 1,000円
※上記参加費は1セクション分の料金になります.
※午前開催の第1セクション『推薦システム』と午後開催の第2セクション『カルマンフィルタ』の計2セクションに参加されます場合はそれぞれお申込みいただき,2セクション分の参加費が必要となります.

テキスト
共立出版統計学One Pointシリーズの『推薦システム』と『カルマンフィルタ』をテキストに使用しますので,お手元にご用意の上ご参加ください.
テキストをもとに講義するため,参加者はテキストを持っていることを前提とします.お持ちでない方はご購入のほど,お願いいたします.本サイトで講義参加と同時に購入されますと特別価格(定価の10%割引で送料無料)にて購入が可能です.
※シンポジウム当日までにテキストの配達を希望される方は 10月31日(火) までにお申し込みください.
 それ以降のお申込みは,シンポジウム以降にテキストが届きます.

実行委員会
実行委員長 小泉和之 (庶務(組織)理事・順天堂大学)
会長   瀬尾隆  (東京理科大学)
副会長  渡辺美智子(立正大学)
企画理事 山本絋司 (横浜市立大学),西山貴弘 (専修大学)
会計理事 八木文香 (東京理科大学)
庶務(情報・広報)理事 田畑耕治 (東京理科大学)
庶務(文書)理事 川崎玉恵 (青山学院大学)